葉巻作りの名人

まずこの葉っぱの形を見てちょ!左側から右側にS字型に切っていって重力を利用しながら葉を巻いていくんだって。若いころに辞書を破って煙草を作ったのを思い出すな~
チョッキリの体長が3.5~4.5mmと極小なのに、この揺籃は50~70mm!効率よく切った近くだけを撒いて全体を作っているんです。要するに、うら若き女性が20m以上長さのじゅうたんを一人でエンヤコラサ~と巻いてると思ってね! 葉っぱの巻き方もオトシブミの作り方とはずいぶん違います。
おっと名前を紹介するのを忘れるとこだった!彼女は『ミヤマイクビチョッキリ』といって、里の家のクリとかコナラに住んでおりますが、とにかく揺籃以外は目立たなくて地味・・・おっと、控えめでシックな・・・虫でございます。

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