今昔


ちょっと順を追ってご覧ください。


2013年12月31日


2013年10月28日


2013年10月08日


さぁ~て2014年も1月中旬となりました。・・・この実はどうなっているのでしょうネ?今週中に確かめておくことにしますかっ!!

ちょっと見は、葡萄そのもの。一番上の写真なんぞは、もうすでに干しブドウ状態間違いなし!

でもこの実は残念ながら食べられません。と言うか食べてもおいしくない!かつ、有毒らしいです。よって毒をもって制すの言葉通り、漢方薬に使われるそうです。鳥もあまり食べないみたい。だからこんな風に天然干しブドウ状態になってしまうわけ。

その名前は、アオツヅラフジ。ツヅラフジ科に属しています。葡萄とは全く別の仲間。「つづら」って見たことありますか?漢字で葛籠って書きます。そう、ツヅラで編んだ籠のこと。その材料に使われているのがこれ。でもそれは昔の話。今でも作っている人ってどこかにいるのかなぁ?

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疑問はまだまだ続き、その一つは、鳥も食べない?わけだから、どうやって種を遠くに運ぶのかなぁ?何か他に良い手段をもっているのかなぁ?・・・ということ。そしてもう一つの疑問。植物があれば必ずそれを利用する昆虫がいる。それはこちらクチナガチョッキリ・・・クリックしてみてね。そのクチナガチョッキリはアオツヅラフジの毒をどのようにして解毒しているんでしょうネ。

そして葉っぱを食べる昆虫もいてヒメエグリバやアカエグリバとかアケビコノハという蛾の仲間たち。これだけたくさんの昆虫に食べられるわけだから毒をもっていても何の意味もないじゃん!なんて思ってしまうのは私だけかな?

何か答えはないかなぁ~なんて思って色々調べてみたけど、「これだ!」と言う答えは残念ながらなかなか見つかりませんでした。どなたかご存知の方がいらっしゃいましたらヨロピク~!

昔の人は植物毒を漢方薬として利用することを知りました。そして今は、その毒を解毒する仕組みを昆虫から学ぶ時なのかもしれません。そうなれば夢の新薬誕生かも!?

ところでhideさ~ん、ヒメエグリバとかアカエグリバの画像って埋蔵資料の中で見つかりませんでしょうかネぇ~探してみてぇ!!




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